自分のこと相手のこと周りの人やものに対して大切に思う気持ちは
心を豊かに健やかに成長する基盤となります。
日々の子どもたちの生活の中で「なぜ」「どうして」とあふれ出る疑問。自分の中で感じたことを時には先生やお友だちと一緒に考えたり発見したりすることで、いろいろなことへの興味や関心を持つきっかけとなり、好奇心へと広がっていきます。試行錯誤を繰り返していく中で、次第に自分で工夫をして解決をしていく力が身につき、その自信が自立心や積極性へと繋がります。
友だちいっぱい集まれば、それは大きな家族です。小さな幼稚園だからこそできるきめ細やかな保育を行い、集団生活の第一歩として家庭的な雰囲気を大切にしています。先生たちは子どもたちみんなの名前と顔を知っています。大好きな先生やお友だちとの信頼関係の中で安心して園生活を送ることは、そこで自分らしさを発揮し、心身ともに活発で健康な育ちとなります。
たくさんの絵本に触れ、体操や音楽・ダンスに親しみ、お絵かきや粘土遊びなどの思い思いの表現を楽しむ活動。小さな園庭の畑で野菜や草花の栽培、収穫。様々な体験は心を豊かに育み、感性や創造性を養います。そこで生まれる美しいものに感動する気持ちや人やものに対して優しく思いやりの心を持つことを大切にしています。
しつけと聞くと「こうしなければならない」「○○をしてはダメ」など否定的な意味を連想されるかもしれませんが、そうではありません。まず大切にしていることは挨拶です。挨拶をするとお互い自然と笑顔になり、感謝の気持ちが芽生えます。また、社会生活でのマナーやルールを年齢に応じて少しずつ理解できるよう、お手伝いの習慣やみんなで協力して助け合うことを大切にしています。そして、できた時にはしっかりと認めて褒める。そのことは自尊心を育み自己肯定感を高めます。